日記・コラム・つぶやき

2008年10月 9日 (木)

大塚 耕平 議員

http://jp.reuters.com/article/forexNews/idJPJAPAN-34073620081002
外準規模、GDP比10%まで削減を=大塚・民主金融チーム座長

 [東京 2日 ロイター] 民主党の大塚耕平・金融対策チーム座長は2日、財務省の視察後に記者会見し、外貨準備の規模が大きすぎるとした上で、現状で国内総生産(GDP)比で約20%に達する外貨準備の規模を、約10年間で10%程度まで半減を目指すべきとの考えを示した。

 大塚座長ら金融対策チームは同日、外国為替資金特別会計の実態と運用の実情の把握するため財務省為替市場課を視察した。いわゆる「埋蔵金」を財源として活用することを視野に、1)外貨準備の規模の圧縮、2)外貨準備の運用の透明性――について財務省から意見を聴取した。視察には、菅直人代表代行も同行した。

 財務省視察後に会見した大塚座長は、米欧に比べて日本の外貨準備高の対GDP比が高すぎると強調し「20%の比率を10%に半減することをターゲットに10年の計画は十分に立てられる」と述べた。ただ、大塚座長は、ドル売り・円買いを「いますぐ大々的にやることは必ずしも適切ではない」とも述べた。

 財務省によると、2007年末現在、日本の外貨準備高は9541億ドルで対GDP比は21.8%となっている。同時点の米国は740億ドルで同0.5%、英国が495億ドルで同1.8%。欧州中央銀行とユーロを導入している各国の中央銀行で構成するユーロ圏でも2349億ドルで同1.9%

 ただ、財務省の杉本和行次官は同日の定例会見で、外貨準備について「適正規模についての国際的な意見の一致は見られていない」とし、「外貨準備を減らすと、外貨準備を売却することになる。為替市場に不測の影響を与えかねない。慎重に考える必要がある」と否定的な見解を示した。

 <外準の情報公開を>

 民主党は、外為特会による米政府系住宅金融機関(GSE)債の保有状況が非公開になっていることを問題視している。大塚座長は、外貨準備の規模圧縮を計画的に進めるためにも「外為特会の情報開示が重要だ」と強調した。

 また、金融対策チームの大久保勉事務局長は記者会見で、外為特会について「約100兆円の資金をわずか18人で運用している。大手金融機関のディーリングルームに比べて(財務省の)設備は貧弱だ」として、リスク管理体制の問題を指摘した。さらに、運用の手法について「米国債だけでなく、他にどんな運用ができるかがまったく議論されていない。これを明らかにして、専門家の知恵を入れながら、より正しいリスクコントロールが必要だ」と述べた。

 <埋蔵金として活用可能>

 さらに、2006年度決算では、外為特会の利益部分となる剰余金は3兆5322億円。このうち一般会計に1兆6290億円を繰り入れている。大塚座長は、外為特会の「埋蔵金」の認識について、剰余金の約3.5兆円を指摘し、「フローの果実として財源になり得る」との認識を示した。さらに、約100兆円の外貨準備の残高部分についても規模が大きすぎるとして「ストックをスライスして減らす中で埋蔵金として使える」と述べた。

 菅代表代行は2日の記者会見で、外為特会の剰余金から一般会計への繰り入れを除いた積立金について「19兆円余りあると財務省も認めている。最終的に国会あるいは政府で判断すべきものということで、この活用は可能だということを確かめた」として、財源としての活用に前向きな考えを示した。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者、伊藤 純夫記者、志田義寧記者) 2008年 10月 3日 07:17 JST

 経済ブログ界隈では話題となっている彼の「失言」ですが、テレビとかのマスコミはでは総スルーのようです。
 彼の発言の何が問題かというと、この時期に政権を担う可能性のある政党で上記の発言が出たことです。

 米国債を売却すれば円高ドル安が進みます。円高ドル安が進めば、日本の輸出企業がやばくなると言うのは簡単に想像つきますし、まだまだ外需依存の状態でこのようなことをやれば、日本経済終了になりかねません。また、彼の発言に運用云々の話がありますが、この点で言えば、大量の米国債購入により円安が起き、輸出企業は好調になり、税収は増えています。更に、米国債だけで運用しているわけではありません。*1 
 しかも、彼は元日銀マン。通貨暴落によって引起されたアジア通貨危機~1を知らないはずはないと思うのですが…。アメリカ通貨危機でも起こしたいのか?

 まあ、彼の政策に関する詳しい話は、以下のサイトを参照ください。
http://d.hatena.ne.jp/T-norf/20081003/stupidOtsuka
http://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/

 さて、彼についてだが、Wikipediaをみるとこんな記述がある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/大塚耕平

大塚耕平
大塚耕平
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大塚 耕平(おおつか こうへい、1959年10月5日 - )は、政治家。民主党所属の参議院議員(現在2期目)。

[編集]
来歴

名古屋市生まれ。名古屋市立田代小学校、城山中学校、愛知県立旭丘高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程修了、博士号取得。1983年、日本銀行入行。2000年、日本銀行退行。2001年7月、第19回参議院議員通常選挙に愛知県選挙区から出馬し初当選。2003年から2006年の3年間で、小泉純一郎総理大臣に対し予算委員会等で7回質した。安倍首相とも在任中に2回質疑を行っている。また、1期目の間に国会の質疑、討議等で100回以上の発言を行っており、国会論戦におけるオピニオンメーカーのひとりとして与野党から認知されている。

2005年4月から中央大学大学院公共政策研究科客員教授、2006年10月から早稲田大学総合研究機構客員教授を務める。 2007年7月、第21回参議院議員通常選挙に愛知県選挙区から出馬し再選。この時、自身のブログに公職選挙法で禁止される「当選のあいさつ」と受け取られる文書が掲載され、選挙管理委員会から注意を受けた大塚の事務所は直ちにその部分を削除した。

そのハンサムな風貌もあり、女性からの支持も厚い。

スキューバダイビングのインストラクター資格を持つ。

家族 夫人・一男一女

現参議院政策審議会長代理。

ちなみに、彼の写真

Profile_img

まあ、私は世間に疎いからハンサムな風貌と言うのが良く分からないのですが、編集履歴を見ると、
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A4%A7%E5%A1%9A%E8%80%95%E5%B9%B3&diff=prev&oldid=15312863
124.96.193.141
このIPにより編集されていることが分かります。で、このIPを調べてみると、
IPひろば
http://www.iphiroba.jp/ip.php
検索結果IPアドレス 124.96.193.141
ホスト名 p3141-ipad310sasajima.aichi.ocn.ne.jp
IPアドレス割当国 日本 ( jp )
市外局番 該当なし
接続回線 xDSL
都道府県 愛知県

 愛知県。ホスト名は「Sasajima.aichi」。彼の事務所は愛知県千種区なんで、笹島とは場所は違うんですが、

大きな地図で見る

 近い。とすると、まさか彼自身が行うとは考えづらいですから、彼に近いものによる加筆ではなかろうか?

 はっきり言って、こういう記述は彼にとってプラスにはならないような気がするのだが…。

出典
*1 
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080905AT3S0500D05092008.html

注釈
~1 このアジア通貨危機を経験してか、東南アジア諸国は多くの国が外貨準備高をGDP比(MER)の2割以上にしている。タイやマレーシアにいたってはGDPと変わらない。
ウィキペディア「各国の外貨準備高一覧」参照

2008年10月 3日 (金)

道州制によるデメリット

http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092601000647.html
全国町村会が道州制に断固反対  自民党に要望書提出

 全国町村会(会長・山本文男福岡県添田町長)は26日までに、市町村合併を進めた結果、町村の機能が低下したとして、これ以上の合併推進につながる道州制の導入に「断固反対である」と明記した要望書を自民党に提出した。

 全国知事会や全国市長会などの地方6団体のうち、道州制導入に明確な反対の意思表示をしたのは全国町村会が初めて。

 要望書は、全国で画一的に市町村合併を推進した結果、地域振興などを担う役場の機能が低下したと指摘。日本の文化や地理的事情を考えても、現在の都道府県の維持が望ましいとしている。

 町村会によると、全国10数カ所の合併市町村で住民らに実施した聞き取り調査では、合併の成果よりも「行政と住民の距離が遠くなった」「道路整備など事業計画の大幅変更を迫られた」といった弊害を指摘する声の方が多かったという。

 町村会幹部は「合併の目的だったはずの地方分権は一向に進んでいない」と指摘、「これ以上合併を進めるべきではない」と話している。

共同通信 2008/09/26 16:56

 ようやく地方団体から反対の意見が出た。世論調査では大多数が反対である*1。そもそも不必要なのだ。
 しかし、麻生総理は推進派である。*2多分今の状況ではやらないだろうが、ぜひとも今後もやらないでほしい。

○合併の失敗例(特定地域への利益誘導、競艇の金は公園へ)

 合併の典型的な失敗例は倉敷市と旧児島市だ。ストロー効果によって児島の経済が停滞したと江田けんじはいうが*3、大間違いだ
 児島は合併前までは児島競艇の収益金で財政は豊かだった。しかし、倉敷市と合併後、その財政を玉島や倉敷へつぎ込まれた。結果、玉島は玉島ハーバーアイランドや新幹線の停車駅を持ち、倉敷はチボリ公園ができ、駅前の山にはトンネルが作られた。そのトンネルにはこう書かれているらしい。「競艇の収益金で作りました」と。もちろんこのトンネルの先にも後にも児島はない。

 更に、由加山と言う山があるのだが、ここがちょうど隣の玉野市との境になっている。ここのだが、始めてきた人でもすぐ分かる。なぜか?それは、玉野市からの緩やかなカーブの坂道を越えれば、児島へのスネークロードが待っているからだ。勿論起伏も激しい。しかも、この道を学生が通学しているのである。
 よしそれじゃあ、文句を言おうと倉敷に行く為電車に乗る。すると岡山市へ到着する。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『俺は倉敷へ行こうと電車に乗ったら岡山に着いていた』
な… 何を言ってるのかわからねーと思うが、俺も何をされたのか分からなかった
頭がどうにかなりそうだ(AA略

 とまあ、同じ倉敷市でありながらいったん岡山に出なければ着かないのだ。ただ、こればっかりは採算の問題も有るのでひとえに批判は出来ないが。
 しかし、車で行くにも山を越えなければならない。もちろん整備はされてない。水島や郷内方面から迂回すれば、幾分かはましではある。

 と、このように児島は競艇の収益金を取られるだけ取られて、発展からは取り残されてしまったのだ。
 更に追い討ちを掛けたのが、繊維の海外生産だ。安い人件費を求めて、中国で生産を始めた為、繊維産業が主要の児島の衰退を加速させた。
 そして、とどめは規制緩和による大手スーパーの進出だ。どこぞの政党はCMで商店街云々~1を言っているが、商店街を潰したのは間違いなくジャsuk、大手スーパーだ。

 こうやって衰退した児島に仕事は少ない。そもそも、人の増減は雇用によって決まる。仕事が少なくなれば、人が少なくなるし、仕事のあるところへ移るのは当たり前である(高度経済成長期の頃の人口流出入を見よ)。決して、交通網が整備されたから減ったのではない。
 また、交通網を整備しなければ、運送代などのコストがかさむのだから、それこそ都市部へ移転しなければならなくなる。それに、いつもいつも都市へ遊びに行く人などいない。

○細かい地方行政が必要

 今後平成の大合併によるひずみが生まれてくるだろう。しかし、市民はその声を反映させれない。なぜなら少数だからだ。選挙は多数決だ。結果、多数のところが更に良くなり、少数のところは衰退する
 道州制を導入すれば、このような事例が県単位、市町村単位で起きるのではないだろうか?だからこそ考え直して欲しい。

出典
*1 
http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の道州制論議
*2 
www.aso-taro.jp/lecture/2008_3voice.pdf
*3 
http://www.eda-k.net/activity/shitsumon_048.html
瀬戸大橋(自動車道を含む。)の岡山県側の起点・倉敷市児島地区も、同様の理由で、当初の期待に大きく反し、著しく衰退したと言われている。人口減や通行量の激減による駅前商店街の「シャッター通り」化、土地区画整理事業の売れ残り、地場産業の繊維業の衰退等である。一方の起点・香川県坂出市も同様の状況という。
(1)  政府は、今の倉敷市児島地区の現状を、どう認識しているか。言われているとおりの実態を認めるか。
(2)  この児島地区の現状は、どのような要因でもたらされたと政府は考えるか。瀬戸大橋による「ストロー現象」が、その大きな要因ではないのか。認めないなら、その理由如何。

参考

~1http://209.85.175.104/search?q=cache:knGhsMbBm8AJ:www.chunichi.co.jp/s/article/2008092101000549.html+%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A%E3%80%80%E5%95%86%E5%BA%97%E8%A1%97%E3%80%80%EF%BC%A3%EF%BC%AD&hl=ja&ct=clnk&cd=1&client=opera

2008年9月13日 (土)

働く女性が増えたから子供が減った論への反論

まず私の基本スタンスを明らかにしたい。私の基本スタンスは以下の通り、

私は、女性が社会参加することに異存はありません。働きたい人は働けばいいし、働きたくない人は家にいればいいんです。どちらを選ぶかは個人の自由ですし、家庭ごとに様々な事情があるのですから、専業主婦と働く女どっちが偉いかなんて論争は無意味です。皇族の妻を名乗り詐欺を働く女と専業主婦とでは、どちらが偉いのか微妙なところです。オーナー社長が経営する企業では、社長の妻が名目だけの役員になっていて、何も仕事をしないのに高額の報酬を得ていることが、ままあります。そのくせ社員には残業代も出さなかったりします。そんなアコギなことがかなりの規模の企業でも平然と行われています。一般の専業主婦なんかより、このような社長夫人こそが、働く女性の真の敵なのではありませんか。 http://mazzan.at.infoseek.co.jp/lesson19.html 反社会学講座 第19回 スーペー少子化論争3・年金・働く女性編 

少子化の原因の一つとして働く女性が増えたことをあげる人がいる。そして、それに対して、反論する人がいる。

「出生率と女性の労働率との関係(1)」(「内閣府」参考資料)のグラフを見ると加盟24か国における女性労働力率と合計特殊出生率は、2000年時点で女性労働力が高い国ほど、出生率も高い傾向にあります。次に「出生率と女性の労働率の関係(2)」(「内閣府」参考資料)のグラフを見てわかるように、欧米諸国の場合、女性の労働率の上昇に伴って出生率も上がっています。それに対して日本は出生率が低下し、女性労働率の上昇幅も小さいままに留まっています。同じアジアである韓国も少子化が加速していますが、女性の労働率についても似たような状況にあるようです。猪口さんがハン・ミョンスク韓国国務総理と会談された際にも「日本女性と韓国女性が抱えている問題は同じである」ということが話題に上ったそうです。少子化問題の中で、ともすれば「女性が社会進出をしたから晩産化し、それが少子化の最大要因」といった考えを耳にすることがありますが、世界の労働率を見たときに、それが間違いであることは明らかです。「女性が働かないと子どもは増えません!」と声を大にして私は言いたい。育児と仕事の両立支援を進めると共に、男女共にワークライフバランスを考慮した働き方を進めていくことが必要です。 猪口邦子http://allabout.co.jp/children/diwks/closeup/CU20061215A/

長いのでざっくり言うと、2000年において女性労働力率の高い国ほど出生率が高い。だから、「女性が働かないと子どもは増えません!」と。

 だが、女性が働いても上がらないだろう。なぜか?その根拠は、これだ。

1975年以降、出生率はズルズルと下がり、1987年の1.69から2000年には1.36へと大きく落ち込んだが、実は「生涯完結出生児数」(結婚して生涯に生む子供の数)は2.19 から2.14とほとんど下がっていない。一方、30歳代前半男性の非婚率は1985年の29.6 %から年には45.0%へ急増している。東京都だけで見ると、6割程度の若い男性が未婚ではないだろうか。森永卓郎 「第15回少子化対策は“負け犬男”の救済にあり~イケメンと金持ちに群がる女性たち~」http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/o/15/index1.html

つまり、結婚する人が減ったことが原因なのだ。以下を見て欲しいZu

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei05/index.htmlより

あまりにも動向が一致している。そして、2455

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/06/dl/s0603-10c2.pdfより

こちらを見れば分かるが、労働力率が上がるにつれて多くの国が下がっている。

ところで、注目して欲しいのはわが国だ。ある時期において、女性の労働力率が高く出生率が高い時期がある。戦後すぐの頃である。

実はわが国はもともと働く女性が多かった。~1しかし、世間一般では何故か「男が働き、女が家を守る」と言った考えが古き日本の姿として定着している。

では、この時期男女はどのような出会い方をしたのか?以下、抜粋2455_2

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2455.htmlより

この通り見合いである。そして、お見合いの減少と婚姻の減少に関連性が見られる。

つまり、少子化の原因は働く女性が増えたのではない。だからと言って働く女性が減っても、解決するわけでもない。

そう、解決のためにはお見合いをどんどん推奨すればいいのだ。~2~3

注釈
~1 なぜ高いかというと、貧しかったから。だから、国民の所得が増えるに従って、女性の労働力率が下がった。 09年1月9日追記:こういうのを「ダグラス・有沢の法則」というらしい。

~2 ここで取り上げた猪口氏だが、実は「少子化を解消するために国がお見合いコンパを主催すべきだ。」とも述べている。元少子化担当大臣だけあって、同じものを見たのだろう。ただ、この発言は右からも左からも非難轟々だが。
~3 未婚者の結婚願望は約9割と高い。また、一年以内に結婚したいと考えている人は、正社員層と自営業層において高い。所得においても問題がないと思われるこれらの人々の意見に答えることは、政府の役割としても良いのではないだろうか?

http://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou13_s/Nfs13doukou_s.pdf

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